10話からのMさんのお話は続きます。

その日、
Mさんは、竈山神社で
時々お掃除の奉仕をしているお友達のUさんから
ある木の話を聞いたそうです。

・・・・・Mさんのお話をまとめてみました。

お友達Uさんは、神社の中で、
いつもある木まわり
お掃除したり草むしりしているそうです。

その木というのは実は凄い木なんです。

というのは・・・

 

最後の日本兵と言われた、
小野田寛郎さん
植樹していただいた木
なんだそうです。

小野田寛郎さん ←(ウィキペディアにリンク飛びます)
何年か前、昭和なん年だかに第二次世界大戦が終わっても、
南の国で、軍人として一人で30年も頑張って
生き残っていた小野田さんと
いう方がいらっしゃいました。
 

Uさんは、植樹していただいたその時は
知らなくて、あとから知ったそうですが・・・

実は小野田さん御実家
和歌山のとある神社のおうちだそうです。

その神社というのは
宇賀部神社といって、

神武天皇側の勢力とは、反対側の勢力
「名草戸畔(ナグサトベ)」
という部族の女性の長の「頭」が
まつられているところだそうです。

小野田さんは
ナグサトベと
名草の部族についての
歴史の口伝を
聞いて育ったそうです。

代々言い伝えられてきたナグサトベの
「負けてない」というお話と
その下に忍ばれる「負けてたまるか」
という思いでもって、
小野田さんは南の島で長年
日本軍の一人の兵として
頑張られたのだと思います。

Uさんは 小野田さんが
神武側とは反対の勢力のナグサトベの
子孫だったとは知らず、
小野田さんに植樹を頼み
小野田さんは「いいですよ」と植樹されました

小野田さんはおそらく
竈山神社が 祖先の敵「ヤマト」側である
ということをご存知だったと思います。

そして、
かつての敵側の竈山神社の敷地に植樹した

ということは・・・

つまり、

もう敵味方にわかれて、戦うことはない。

和平。平和になりました。

戦いは終わりました。

ということではないか。

という話になりました。

その話を
竈山神社のお掃除をされている
友人Uさんから聞いたMさんは、

個人的なMさん自身の中の
「内なる戦い」を終わらせてから

私に、

Uさんから聞いた話を
話してくれました。

聴き終わった時、私は
ふと胸にあるものを感じました。

→→12話http://rainbowlife.halfmoon.jp/wp/worldpeace12/に続く