4話で書いたように
私は大いに心を動かされて
和歌山の竈山(かまやま)神社まで

いつせのお兄さん(五瀬命)に
会いにいくことになりました。

2月4日の日曜は、節分のすぐ後だから
寒いのを覚悟していきましたが、
それほど寒くありませんでした。

私は大阪のJR天王寺駅から
特急に乗って和歌山駅に着きました。

(天王寺駅の乗り場がわかりにくかったです。
京橋から和歌山行きに乗る方がわかりやすいです。)

特急に乗って空いている座席に座ったら
目の前に「ヤタガラスについての講演会」
の広告がありました。
作家の夢枕獏さんが話されるということで、
熊野のどこそこで講演があるということでした。

へぇーと思いながら、スマホを取り出すと
友人がブログをアップしたという知らせが
ありました。

見てみると長野県の諏訪湖御神渡りおみわたりという
湖の表面が凍る現象があり、
その写真を友人がブログでアップして
くれていました。

その記事の文中に「ヤタガラス」という
一言がありました。

→→友人のブログの「御神渡りを見てきました」のページ
(写真がとてもきれいですよ!)↑リンク貼りつけました。

え!と思って顔をあげると、
ヤタガラスの講演広告。
手元のスマホにもヤタガラス

「あっちもこっちもヤタガラスかぁ」
と驚き喜んでいました。

 

JR和歌山駅で、和歌山電鐵に乗り換えました。
その和歌山電鐵というのが
JR和歌山駅の駅舎の一番端のホームにある
ということは知りませんでした。

改札で教えて貰って地下の通路を通って行くと、
階段や通路に、可愛らしい猫や
猫の手の肉球のイラストがいくつもありました。
「へぇ、和歌山は駅がかわいらしいな」と思いました。

和歌山電鐵の改札に行くと、
おじいさんの駅員さんがいらして、
改札を通ると電車がなんと

なんと電車が~~~!

 猫のたま!でした。

 

びっくりしました・・・。

猫のたま駅長っていう話は
聞いたことがありますが、

それは和歌山電鐵の貴志線の
終点の貴志駅の駅長が猫のたま
(只今2代目で にたま)だそうです。

→→和歌山電鐵のサイトhttp://www.wakayama-dentetsu.co.jp/

私は 電車の外側だけでなく、
内側がぜんぶ猫のたまになっている、
たま電車に乗って、


「ええええええ!
 窓もいすもみんな、
 猫のたまや~~!!!」

びっくりしている間に
竈山駅に到着しました。

 

駅のホームに降りて、ほどなく
Mさんが車で迎えにきてくれました。

Mさんは
竈山神社で時々お掃除をされている
お友達Uさんから竈山神社を教えて
もらったそうです。

なんでも
「昭和のある時、
竈山神社は衰退して、荒れ果てていた」そうです。

そこから
竈山神社を再建された宮司さんの御夫婦についての
お話がありました。

北海道出身のご夫婦が東京に住んでおられたのですが、
ある時、神武東征の時に亡くなった、
神武天皇の兄、五瀬命がまつられている
竈山神社というのが和歌山にあるけど、
荒れ果てている、というのを
宮内庁あたりから聞かされ、再建を頼まれたそうです。


竈山神社
日本のはじまり(神武東征)の、
歴史上大事なポイントであり、
荒れていたら日本の為にならない!

・・・それにもしかしたら
初代天皇になったかもしれない、五瀬命の墓を
ほっておいてはいけない!」

と思われ再建を決意されたそうです。

ご夫婦は和歌山に移住して
竈山神社の宮司になり、
荒れ果てた神社を手入れし、掃除し、
再建に尽力をつくされました。

移住された宮司さんは再建しきった時に
お亡くなりになったそうです。
奥様は竈山にいらっしゃるそうです。
今の宮司さんはそのご夫婦のお子さんです。

境内の石も、神社再建の時に、
地元の小学校のこども達に
一人一つずつエプロンに
子供に運べる大きさの石を乗せて
運んでもらったのだとか。

そういう話を聞いて、私も
両親が実家の家業の仕事をたたむ時、
その工場が50年以上1回も掃除されて
いなかった
(大きい機械があるため、下手に掃除できなかった)
ところを、二、三カ月かかって掃除した経験も
あるので、その掃除の大変さというのは
わかるような気がする・・・と親近感をいだきました。

Mさんは和歌山の人ですが、
竈山神社のことは知らなかったそうです。
それほど、あまり知られていない所です。

Mさんは
お友達のUさんから竈山神社を教えて貰い、
初めて案内されて竈山神社の裏山の、
五瀬命の祠(古墳)があるところに来た時は、
先代の宮司さんの奥様がたまたまいらしたそうです。

奥様が宮司さんと一緒に和歌山の
竈山神社に来られた時は若い頃で、
それからずぅっとそこでお手入れを
されていたそうです。

今ではご高齢となり、腰がまがっていらっしゃるそうです。

竈山の事を知って、
竈山神社が荒れていては
日本のためにならない!
なんとかしないと!と思われて

ご夫婦で和歌山に移住され、
自分の天命使命として再建された
という話は、非常に熱い、情熱を感じました。

そこまで話を聞いた時、車は竈山神社に到着しました。

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